製品紹介
グラビア印刷ロール GRAVURE ROLL
NEW EXPERIMENT SOLUTION TECHNOLOGY
ゴムロール
ゴムロール Rubber Roll
印刷機用ゴムロールは、表面にゴム材質の材料を被せて加工したロールです。ゴムの材質は、使用用途に応じて製作が可能であり、主にSEP(EPDM+シリコン)、
EPDM(Ethylene Propylene Diene M-class)、NBR(Nitrile-Butadiene Rubber)、ウレタン (Urethane)、RTV(Room Temperature Vulcanizing)などが使われます。
ゴムロールは、耐熱性、耐油性、離型性などを考慮して、フィルムの印刷分野に多く適用されています
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ゴムロール(EPDM)
ゴムロール(RTV)
物性
原料名 | 比重 | 引張強さ (kg/㎠) |
伸張率 (%) |
硬度 | 使用温度 (℃) |
---|---|---|---|---|---|
NBR | 0.96 | 30~300 | 200~600 | 30~80 | 40~120 |
Silicon | 1.2 | 40~80 | 500 | 30~80 | 190 |
EPDM | 1 | 230 | 600 | 70 | 150 |
Urethane | 1.1 | 17.5㎛ | 70~300 | 700 | 50~100 |
製品別ゴムの特性
- NBR(Nitrile-Butadiene Rubber)
- 耐油性の代表的な合成ゴムとして、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性、機械的性質などの優れた特性を兼ね備えている.
- そして、加工性、作業性に優れ、各種印刷機、繊維機械、木工機械、製紙製鉄など産業全般に最も広く使用されている.
- シリコン (Silicon Rubber)
- 耐熱性、耐寒性に非常に優れたゴムである。特に、他のゴムに比べて耐熱性が良く、高温に代表的に使用される.
- 耐熱性だけでなく、耐候性、耐薬品性、伸び率などが良く、他の合成ゴムに比べて離型性、反発弾性に優れ、フィルム生産加工の多様な用途に使用されている.
- エンボス機やカレンダー機でP.V.C生産に使用すると、合成ゴムよりも艶消し効果を得ることができる.
- EPDM(Ethylene Proplene Diene Monomer)
- 耐薬品性の代表的なゴムで、耐熱性、反発弾性は優れている反面、摩耗性が若干劣るのが短所だが、耐老化性、耐オゾン性、耐酸性、耐水性、耐寒性などに優れ、耐薬品性が要求されるコーティングロール、印刷ロール、現像ロール、腐食ロールなどに広く使用される
- 耐熱性も優れているだけでなく、P.V.Cの離型性にも優れ、シートの生産、カレンダーやエンボス機にも多く使用される
- ウレタン(Urethane)
- ウレタンゴムは、液状ゴムで作業され、耐摩耗性、機械的性質が優れており、車輪などの産業用ロールの分野で多く使用される
- 耐摩耗性は非常に高いが、薬品性と熱に弱いという短所がある。低硬度では溶剤性に優れた製品が開発され、コーティングロールとして使用されている
- RTV(Room Temperture Vuicanizing)
- 液状シリコンとも呼ばれ、液状ゴムとして注液と硬化剤で構成されて、主に型取り作業に使用するが、ゴムロールに適用して、合成ゴムとシリコン・ロールで問題点として提示された離型性を補強し、シート継ぎ目を完全に解決した
- 耐熱耐寒性は、シリコンと似ていて、離型性、非粘着性、D.O.P溶剤に対する抵抗力などが、他のゴムやシリコンよりも優れており、シートやフィルムの生産に適しており、つや消し効果も非常に優れている